良質な木材に手を入れ
理想の住まいに近づける
建築は料理に喩えられるかもしれません。
素材そのままでは食べられないこともないけれど、なかなかそのままでは人の中へ入っていかないもの。
ひと仕事、手間をかけて、口に入れる人のことを考えながら作れば、おのずとおいしく滋養あるものが出来上がるはずです。
建築も同じことが言えましょう。
いくら良質な木材でも、切り出されたままでは住む人に快適さを与えられません。
よくよく考え、手を入れて理想に近づける作業がなければ、よい家にならないのは一緒です。
人が負担を感じずに木と付き合い、心地よく暮らせる環境は必ずあるはずです。
木の存在を感じ、木と付き合ってぬくもりが返ってくるような住居。
それこそがお客様に喜ばれる住まいと考え、今までもこれからもお届けしたいと考えています。
材料の廉高に関わらず
すべからく吟味した建材を使用します
長寿命、芳香性、防菌、防虫といった日本の風土において好ましい特長を多く兼ね備えた国産ヒノキを中心に、私どもはすべからく吟味を加えた木材にこだわってお客様にお納めしております。
国産ヒノキと言っても、九州地方と東海地方でさえ気候の差があり、近隣の東濃材や尾鷲材などヒノキの産地にこだわり、またケヤキ材などはソリなどが大きく、30〜40年寝かせた材木を使用します。
豪奢な家を表すのに『総ヒノキ造り』という表現がありますが、たとえば要所ごとにヒノキを配してそれ以外は目的に足る木材を使っていくというつくり方もあります。
このようにお手の届く範囲で、満足度の高いものをつくり上げるた実例もございます。
このヒノキのような木材はもちろんのことですが、私どもが扱う建材は廉高に関わらず、仕入れから加工に至るまで十分に吟味しております。
感覚的なところもありますので、ホームページではお伝えしづらいところではありますが、ご相談いただければお施主様の実際のお住まいをご覧にいただくことも可能です。